設計

抽象化したモデルで考える

常々尊敬する方とお話をさせて頂いて感じるのが、「抽象化したモデルで考えている」と言う事です。 物事の本質を見極め抽象化すると、その抽象化したモデルをテンプレート的に使って、他の事象を解決したり、新しいものを発想したり出来ます。 例えば、食べ放題 お客さんから見たら、値段以上の商品(料理)が得られ、店側から見れば、一番のコストである人件費が抑えられる構造です。 これを、抽象化すると サービスを受ける側から見たコスト要因と、サービス提供側での本当のコスト要因との差分があるもので、本当のコスト要因を圧縮する為のルールや、しばりを付ける事で、サービスを受ける側の満足度を上げつつ収益を上げる事が出来る このモデルを頭に入れておいて、他に適用出来ないか、はめ込んでみるんですね。 ——————– takahashi

シンプル ルール

弊社では、これまで、様々なシステムの設計を行ってきましたが、設計の際、複数案が出てきて選択に迷った場合、「シンプルな方を選ぶ」というルールを適用しています。 シンプルな事は良いのか? 大概のシステムは、完成して終わりではなく、業務、社会情勢の変化等に合わせて、機能追加等の改修が入ります。この際、元がシンプルな設計になっていない場合、機能追加に手間が掛かる(=必要以上に、お金が掛かる)最悪は、機能追加出来ないと言う事になります。この場合は、高いお金を掛けて作り直しになってしまいます。同じお金を掛けるなら、息が長いシステムの方がお得ですね。 ——————– takahashi